フェイジョアジャム

フェイジョアスイーツの開発

 実はフェイジョアは、ミカンの大暴落により困っていた農業者の新たな収益源を期待され、当時ミカン山であった大井町の丘に植樹されたものなのです。ですが、従来の果実とは違う新たな食感や味覚、他のミカン代替果実「キウイ」の普及により日の目を見ず、いつしか忘れ去られた果実となってしまいました。
 そんな忘れ去られていたフェイジョアが、近年改めて注目されたのは、生産農業者の一人から発せられた「フェイジョア、なんとかしてくれよ」のひと言がきっかけ。その場にいた人々が、各々フェイジョアならではの独特な風味を活かしたスイーツを開発し、脚光を浴びたのです。

加工すると更に美味しさ倍増!?

 フェイジョアは、11月が収穫期。味はパイナップルとイチゴをあわせたようなスッキリとした酸味と独特な甘みが特徴で、食感は洋ナシのように少しジャリジャリ感のある果実。そのまま食べても美味しい果実ですが、この果実の魅力は、加工すると美味しさが倍増すること。ケーキの素材としても用いられるほどの果実です。

そんなフェイジョアを、地元・神奈川県大井町の和菓子の老舗がジャムにしました。甘み控えめで酸味もある、またフェイジョアらしい食感を残したとっても美味しいジャム。

ぜひ、神奈川県大井町の特産果実のジャムを朝食のおともに、おやつの添え物に、ご利用いただければと存じます。

販売先 宇佐美製菓店頭、まちの駅あしがら(新松田前)、四季の里直売所